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「周の漢詩塾」のバナーです。

                        はじめに
 私のホームページに、

   周の漢詩入門

というページがあるせいでしょうか(このページはアクセスも多いのです)、
けっこうメールにて漢詩や漢文についての質問をよく受けます。パソコンやイ
ンターネットに関する質問が一番多いわけですが、その次に多いのがこれなの
です。吉本(吉本隆明)さんに関する質問や、経営に関する質問よりも、こう
した漢詩に関する質問が多いのです。
 その内容といえば、「この漢詩(だと思うのですが)のこの語句の意味を教
えて」「この漢文はどう読むのですか」「この詩人はどういう人ですか」等々
というような質問です。
 ところが、私には、これほど答えるのに大変な問いはありません。私はそも
そも漢文をまともに教えてもらったことなどないと言えるのです。私の時代の
中学では、漢文は皆無だったし、高校では、それこそ授業そのものが本来はあ
るはずなのに、「受験科目にない人が多いから」というようなことで(私だけ
は、あったのだけれど、私一人のためにはやってくれない)、なくなってしま
いました。大学では、私はそれこそ学生運動ばかりでした。だから、教わった
こともないのですから、人に教えられるわけがないのです。
 ただ、私は漢文も漢詩も好きでしたから、自分一人でやってきました。高校
のときは、NHKで、テレビでもラジオでもすべて漢文の番組は見ていました。
また、図書館で、数々の漢詩を写し取っていたものです。文天祥の「正気歌」
ほかすべての彼の歌を書き写して暗誦したものでした(だから、正気の歌は今
も全文暗唱できます)。また高校時代から漢詩を作ろうということで、神田や
東大前の古書店で、さまざまなもの(「詩韻含英異同辯」他です)を手に入れ
て、高校2年のときに最初の七言絶句を作ったものでした。そして、学生運動
では、府中刑務所の独房に長期勾留されたときには、「孫子」をすべて2度書
き抜き暗記したり、「古文真宝」を差し入れしてもらって、これまた全文書き
抜き暗記しました(これは全部は覚えきらなかったものです)。
 ただ、自分一人の勝手な学習でしたから、私は自信がないのです。でも私は
この自分の自信のないことにも、なんらかの意味があるなあ、なんてことも感
じてきました。
 そんな私のぼやきや、言い訳、そしてさまざまな思いを書いているのが、こ
のページです。
 ただ今こそ私は思うのです。このインターネットの時代こそ、漢文教育は必
要だなということです。そんなことを何故思うのかというようなことも今後書
いて参ります。                (2002.10.08)

 このページは、漢詩のこと、漢文に関することを書いていますが、その他の
短歌や俳句、現代詩についても書いていきます。また私がずっとやってきまし
た詩吟についても、ここで述べていきます。

 ただ、書くことはたくさんあるのですが、なんだかそれを書く機会を見つけ
られないという思いですね。これはとても残念です。だから今後、そうした機
会をさまざまに作っていきたいなと考えています。

 ただ、漢詩をインターネット上で紹介するのにも、漢字が画面に出てこない
ということがあります。似た漢字を探してきて代用させることもしていますが、
なんだかこれは実に文章を書く気持が萎えてしまうものです。別に中国古代の
面倒な字が出てきてほしいとは思わないのですが、せめてもう少し画面に出て
くる漢字が欲しいものです。
 この漢字が出てこないことで、その解説や私の思いを書こうとする気持がど
うしてもなくなってしまうのです。このことがなんとかならないものかな、と
ずっと思っています。                 (2006.04.28)

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更新日:2006年07月04日