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→第402号

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     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□     
□□□□□□  マガジン将門 第402号   2008.04.21 □□□□□□
□□□□□□ 毎月曜日発刊 発行数456 発行人萩原周二 □□□□□□
     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□     

 第402号をお送りします。
 今は4月19日の夕方です。ここで予約配信します。実際には、4月21日
午前0時に発信されます。

 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
               目  次                
 §今週のコンサル 第399回「原田直示さんの写真を見てレンタルフォト
 §             を思いました」             
 §更新情報 第402回                       
 §周の家族・教育の話 第303回「きょうはミツ君の誕生日です」   
 §          第304回「クリスマスツリー」        
 §第305回「喪中葉書をサイドバーと将門WebのTOPに置きました」
 §何か書くぞ 第402回 岩戸佐智夫「第10回著作権という魔物」  
 §吉本隆明鈔集 第302回 「『政治家としての自己』というとき小泉は
 §             すべてのことをやっている」       
 §今週の雑読 第402回 全3冊紹介                
 §周の漢詩塾 第125回 周の漢詩入門「陶淵明『飲酒 其九』」   
 §周の初孫 第44回 「ポコ汰、いんげんをくれる」         
 §編集後記                             
 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 ===============================================================
     <<北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を祈って……>>

 R-NETでは、「北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じて」への意思表示
が簡単に出来るように、ブルーリボン運動を展開していきます。
 私達は、「リボンは核兵器よりも強し」と言う理念のもと、この運動を通し
て日本国民が一丸になっての意思表示、ムーブメントを起こして行きたいと思っ
ています。北朝鮮の金正日総書記や日本政府、そして報道機関や国外に対して
の私達の願いや怒り、救出へのアピールができれば良いと思います。拉致被害
者と御家族が苦しまれている25年間は、私達の無関心が作った悲劇なのです。
皆さんには、この運動をお友達や近くの仲間の方々に広く紹介して頂だいて、
拉致被害者の方々の生存と救出を多くの方々と一緒になって願って行ければ良
いと思っています。
 この「ブルーリボン」とは、近くて遠い国である北朝鮮と、祖国日本を隔て
る、「日本海の青」をイメージしています。拉致被害者の方々と、その御家族
を唯一結んでいる同じ空である、「青い空」をイメージしています。
 ぜひ、この運動をお友達や近くの仲間の方々に広く紹介して頂だいて、拉致
被害者の方々の生存と救出を多くの方々と一緒になって願って行ければ良いと
思っています。以下のサイトで、ブルーリボンのバナーを手に入れて、たくさ
んのホームページに置いてください。

   http://www.rnet.gr.jp/  R-NET

 日本中いや世界中の多くのホームページに、このブルーリボンが置かれて、
私たちの多くの胸にもそれが付けられているようになれば、きっといい結果が
産み出されるはずです。
 またぜひ、このことを多くの方に広報してください。メルマガを出されてい
る方は、ここをコピーされて使っていただいてもOKです。
 ===============================================================

  □□□□□□□□□□□ 今週のコンサル □□□□□□□□□□□
 (周は経営コンサルタントです。いくつものクライントでさまざまなことを
 やっていますが、このマガジン発行日以前の1週間内にそこでお話した内容
 をここで語ります。これはhttp://shomon.net/consul/に収録いたします)

 ■□第399回□■ 「原田直示さんの写真を見てレンタルフォトを思いま
           した」

 昨日埼玉県立美術館で、「原田文の世界」を拝見してきまして、以下のUP
をしました。

   http://shomon.livedoor.biz/archives/51322397.html
                 絵画展「原田文の世界」を見てきました

   http://shomon.livedoor.biz/archives/51322714.html
     「原田直示」の検索で、「佐々木幹郎」という名前を見つけました

   http://shomon.livedoor.biz/archives/51322778.html
           絵画展「原田文の世界」を見てきました へのコメント

 この美術館で、原田文さんの美術作品と、原田直示さんの巨樹写真と、斎宮
美重さんの水墨画も拝見したわけです。
 原田直示さんの写真を見ながら、私は東京にそれこそたくさんあるレンタル
フォトライブラリーを思い出していました。
 私は30代前半に広告制作の仕事をしていました。新聞の折込チラシや、パ
ンフレット、リーフレット等々を作るのに、プロカメラマンを使いまして、広
告写真の撮影もよくやりましたが、もう撮影している時間も予算もないときや、
例えばイメージ写真で、とにかく何か自然を撮った写真を使おうというときに、
よくフォトライブラリーのレンタルフォトを使いました。その当時は、もう電
話してフォトライブラリーの営業に、こちらのイメージを言いまして、相手が
「これならいいのではないか」という判断のもの数点から数十点の写真を持っ
てきてもらったものです。
 いくらなんでも海外にまで撮影に行くことなんか、まず予算的に無理ですか
らね。
 例えば、綺麗な滝の写真が使いたいと思うと、それを3軒くらいのフォトラ
イブラリーに頼むと何点も、何十点も持ってきてくれます。これをクリエター
とクライナントと選んで、作品(つまりチラシやパンフレットや新聞広告等の)
を作るわけです。
 私は、B4チラシだと、1点4万円か5万円のところを、フォトライブラリー
と交渉して3万円までしてもらうことを仕事にしています。
 私はこうしたことを、40代にもやっていました。探していたのは海の写真
です。綺麗な透明の海の写真を、ある会社のパンフレットに使うためです。そ
してそのときには、私は東京中のフォトライブラリーを歩きました。

 思えば、私がその昔温泉新聞社の新聞記者をやっていたときに触れ合いまし
たカメラマンの写真を、見つけたりしたものでした。写真というのは、やはり
撮っている方の性格(みたいなもの)も顕れるものなのです。
 たしか、奧日光あたりの滝の写真でしたら、「あれ、これはあのHさんじゃ
ないかな」と思ったら、その通り彼の写真でした。不思儀なものですね。あん
まり写真を見ても、その良さなんか判らない私なのですが、でも写真には何故
か、それを撮っているカメラマンの思いも感じるものなのです。

 原田直示さんの写真も、またまったく別なところで、見ても、「あれっ、こ
れは?」と判るような気がしています。でも私はその思いを言語として、ここ
に書くことができませんから、まだまだ駄目なのですが、絵にしても写真にし
てもそういうものだと思います。

 こういう自然の写真でなくても、なにかの物(ぶつ)撮り写真でも、やはり
その撮影しているカメラマンの思いが籠もっているように思います。だんだん、
思い出すと、私は何人ものカメラマンと接しているんだなあ。
 私はどこかで、浅井信平の物の写真を見たことがあります。なにか小さな物
でしたね。それが何だったかは覚えていないのですが、それを見て私は涙を流
したことがあります。そういうものなんですね。
 そういえば、また思い出しました。私が親しいグラフックデザイナーと代々
木公園で撮影をしていたときのことです。たしかモデルさんを使った撮影でし
た。撮影は最初に、ポラ撮りをして、それをその場で紙焼きしてみんなで見て
検討します。もっとも私が見ても、判らないのですが、私としてはクライアン
トの意向を無視しないようなことばかり考えています。
 でもそのとき私の親しいTというデザイナーは、カメラマンに向かって「H
さん、胃悪いんじゃない、この写真にも胃潰瘍が見えているよ」と言ったので
す。私にはモデルさんの可愛い姿(あ、あのモデルさんの名前も顔も今思い出
しました)が映っているだけです。
 でもそのときのカメラマンは、「うん、すまない。もう少し頑張るよ」なん
て言っていました。私は、「このカメラマンのカメラは、ちょっと珍しいな」
なんてことくらいしか考えていなかったので、少し羞しかった思いがあります。
                           (2008.02.10)

 □□□□□□□□□□□□ 更新情報 □□□□□□□□□□□□□
  (このメルマガ配信の日の前7日間の将門Webの更新情報です。このメ
  ルマガに掲載したものを将門Webに収納するものについては、ここに書
  きません。それ以外のものをここに載せます)

 ■□第402回□■

   次のページに文章をUPしました。

   http://shomon.livedoor.biz/archives/cat_641447.html
                            周の雑読備忘録
   http://shomon.livedoor.biz/archives/cat_794516.html
                     周の吉本隆明鈔集(ブログ版)
   http://shomon.livedoor.biz/archives/cat_1325157.html
                        周の漢詩塾(ブログ篇)

 先週も全日すべて

 http://shomon.livedoor.biz/  ブログ将門

を更新・UPしました。
 現在の将門Webのページ数は全部で1,569ページになりました。
 それからブログ将門は、投稿件数4,972で「使用容量:128MB/2.10GB」
になりました。
                       
  □□□□□□□□□□ 周の家族・教育の話 □□□□□□□□□□
 (周は家族4人です。また本当は教員になりたいと思っていました。でも時
 の流れの中で、今の姿になってしまいました。ただ、どうしてか二人の娘は
 教員になりました。私のいろいろな思いや出来事をここで書いてまいります。
 1週間以内に以下にもUPしていきます。
     http://shomon.net/kyoiku/kazoku.htm
  愉しい話になっていけたらいいなと思っています)

 ■□第302回□■ 「きょうはミツ君の誕生日です」

 きのうの夕食後、その誕生日祝いをしました。ポコちゃんもその場にいたの
すが、彼はもうずっと眠っていました。

   http://image.blog.livedoor.jp/shomon/imgs/7/2/72067d12.jpg

 写真は、そのお祝いのケーキです。駒込の

   http://www.cakechef.info/shop/alpes/  アルプス

で手に入れたものです。ポコちゃんも、ケーキが食べられればいいのですが、
まだ0歳ですから無理です。

 この駒込のアルプスのすぐそばの医院でポコちゃんは産まれたのです。そし
て、おはぎとミツ君は結婚して最初は、この駒込に住んでいました。
 思い出せば、私も随分昔から、たぶん23歳くらいのときから、このアルプ
スのケーキを買っています。もちろん、その頃も私自身は口には入れなかった
のですが、よくあちこちのケーキ屋でケーキを手に入れてあちこちに持って行っ
ていました。

 でも昨日の夜は、この写真のケーキの上のろうそくに火をつけるのが少し大
変でした。マッチが古いのかなかなかつけられないのです。そして誰一人も煙
草は吸わないので、ライターもないのです。でも何故かありましたライターで
火をつけたのが、この下の写真です。

   http://image.blog.livedoor.jp/shomon/imgs/b/8/b8273141.jpg

 早く、ポコちゃんがこうしたケーキを食べられるようになればいいなあ。
                           (2007.12.03)

 ■□第303回□■ 「クリスマスツリー」

 昨日は、用賀駅のビルの中で、クリスマスツリーを見ました。このツリーの
下にピアノが置かれ演奏会が開かれるのだそうです。

   http://shomon.livedoor.biz/archives/51245571.html
                     わが家のおかあさん2007.12.07

に載せた写真です。11月14日に、王子駅前の東武ストアの広場で、今年で
最初にクリスマスツリーを見ました。

   http://shomon.livedoor.biz/archives/51217714.html
                      マガジン将門第379号発刊

に載せました写真です。
 でもこうしてクリスマスツリーを見ると、もっと私が歩いているときに見つ
けたクリスマスツリーを見てみて、撮ってみたくなりました。
 私の両親は私たちが生まれたときから、いつも大きなクリスマスツリーを飾っ
てくれました。秋田、札幌でのクリスマスは雪の中の冬の日、いつも大きなク
リスマスツリーがあって、愉しいクリスマスでした。たしか昭和28年には、
実際のサンタクロースの扮装をした(たぶん、デパートのサービスで、父が頼
んだのでしょうけれども)人が夜来てくれて、私たちはたいそう驚いたもので
した。
 私たち夫婦も、毎年二人の娘のために、小さなツリーを用意したものでした。
あれをいつからやらないようになってしまったのだろうかなあ。かなり面倒で
大変ですものね。
 たしか、そのクリスマスツリーに飾るたくさんのもので、みんなであたふた
していた年のこともかすかに思い出しました。愉しいいい思い出ですね。
 また街を歩いて、クルスマスツリーを見つけてみます。(2007.12.07)

 ■□第304回□■ 「喪中葉書をサイドバーと将門WebのTOPに置き
           ました」

 喪中葉書を、ここのサイドバーと将門WebのTOPページに置いて、

   http://shomon.net/profil/nen.htm  周の年賀状

にその画像を置きました。画像をクリックしますと、実際の葉書をスキャナし
た画像を見られます。もちろん、私どもの住む住所と電話番号は隠しました。
 でも昨年の義父の喪中葉書の画像とかなり違います。それが少し不可解だっ
たのですが、まず、昨年のは、実際に印刷した葉書をデジカメで撮りましたも
のです。今年は、私がパソコンで作成したもので、それ直接の画像なのです。
 ただし、実際に送ります葉書の画像は、もっと余白が多いです。どうしても
余白がただの空白なので、スキャナで撮って画像にしても、実際よりも余白が
少なくなってしまうのです。
 とにかく今年のこの年末12月もやるべきことがたくさんありますね。
                           (2007.12.09)

  □□□□□□□□□□□□ 何か書くぞ □□□□□□□□□□□□□
 (周が過去にメモしていた文をまとめたり、ここで初めて書いたりした文章
 です。ここで披露しまして、1週間以内に、将門Webのどこかのページに
 UPいたします。読み応えのある内容を目指します)

 ■□第402回□■ 岩戸佐智夫「第10回著作権という魔物」

 いや、この

  http://shomon.livedoor.biz/archives/51242231.html アスキー第666号

を読んで、今回のインタビューの相手が佐藤剛さんなのに、私はなんだか感激
しました。2005年11月8日に、渋谷のタワーレコード地下1Fにて開催
されました「in the city TOKYO 2005  セミナー」の「音楽配信時代のコミュ
ニティ・マーケティング」と題したセミナーに参加したときに、パネラーの一
人に佐藤剛さんがいて、私はこのときのパネラーのいうことには、とても感心
して聞いていたのですが、佐藤さんのお話にも別な関心もあり(あ、要するに
私の家族みんながファンであるTHE BOOMも矢野顕子も、この人のファイブ・ディー
で扱っている)、今度もまたこの岩戸さんの書かれている内容でも、実に感心
して読んでいました。
 この2年前のセミナーについては、以下に書いています。

   http://shomon.livedoor.biz/archives/50235898.html
                      PC・携帯電話・iPod
   http://shomon.livedoor.biz/archives/50244023.html
                      PC・携帯電話・iPod の2

 いつものことですが、岩戸さんのこのインタビュー記事は、どこもすべて書
き記したくなるのですが、「それじゃ、俺の役割は何もないじゃないか」とい
うことくらいは、思い浮かぶのです。

 私の家族も私も大ファンであるブームについて書かれている、以下が一番判
りやすく思いました。

>テレビの音楽番組にTHE BOOMが出る時には、メンバー4人と合わせてミュージ
>シャン10人ぐらいで演奏するんですね。そして番組用に曲のサイズが4分で
>収めてくださいなどと注文がつくわけです。

 それでなのだ、さらに佐藤さんの話は続きます。

>コンサート1本やるのと同じなんですよ、経費は。スタジオ代や器材、スタッ
>フとミュージミュージシャンのギャラがかかります。それら外部に支払うだけ
>で100〜200万ぐらいはみなければならない。テレビ局から受け取るギャ
>ラは微々たるものです。その赤字分どうするのと言われても、楽曲プロモーショ
>ンのために必要だから無理しても出演する。だから基本的には事務所の負担に
>なります。でもそうやって出演した映像や音の権利は全部テレビ局のものとな
>る。ちょっと待って、おかしくない? という話になるわけです。

 これは至極もっとも、「なんだか、これじゃたまんないよなあ」という思い
ばかりになります。だから、佐藤さんは、5年前から、JASRACではなく
JRC(株式会社ジャパン・ライツ・クリアランス)という著作権管理団体に、
「大半の楽曲の、主として録音権などの管理と徴収分配を任せている」という
ことです。

 この佐藤さんが言われていることには、一つひとつのことに納得できます。
彼の言われていることを、なんだかすべて書き記したい思いですが、そうする
といつものことですが、私の役割は何なのだと、自分に問うことばかりです。
 佐藤さんが言われることで、私もよく耳にしていることがあります。学校で
使う音楽等の著作権のことです。

> 学校から合唱コンクールで使うにはとか、それをCDにした場合はとか、よ
>く来るんですよ。CDを作って配付するのに認諾料はどうしたらいいか、著作
>権使用料をいくら、どう払えばいいかと。僕は基本的にそういったものは全部、
>ゼロ円にするから自由に使ってもらいたいと思っています。ただ出来上がった
>物は届けてください。作品を送ってくれたら、作家やそのアーティストはみん
>な喜びますから

 だから、学校でいろいろな楽曲を演奏するのは大変なのですが、この佐藤さ
んが言われることがもっと広くなればいいのになあ、というふうに思います。
                          (2007.12.05)

  □□□□□□□□□□□□ 吉本隆明鈔集 □□□□□□□□□□□□
 (吉本さんの世界を私自身が少しでも理解しやすいように書いてきたのが、
    http://shomon.net/ryumei/rmoku.htm 吉本隆明鈔集(隆明鈔)
 です。ここでひきつづきUPしてまいります)

 ■□第302回□■ 「『政治家としての自己』というとき小泉はすべての
          ことをやっている」

「政治家としての自己」というとき小泉はすべてのことをやっているわけです。
 それに対して郵政民営化なんてそんなに重要じゃないというのは見解だから
いいけど、「自衛隊の海外派遣とか重大な問題がほかにあるじゃないか」と言っ
て、そのことばかり主張しているのは政治家としての意味もないし、政治政党
としての意味もまったくないですね。その違いがたぶん選挙に表れていて、若
い人はわりあい理解力もあるし、精神活動も活発だから、その見解がどうであ
るかというよりも、小泉は政治家としてこれだけ本気になっているじゃないか
というのがわかって、「もっとほかに重要なことがあるとか言って、自衛隊の
問題とかを持ち出しているが、それは本気じゃないじゃないか。郵政民営化の
ために解散すると言っているのにほかのことを言っても、それは何も言ってい
ないことと同じだ」と、こうなりますね。
  (「よせやぃ。」『時代の自意識について───第五回座談会』)

   吉本さんがあのときに、こう言われていたことを知って私はまったく嬉
  しいのです。実は私は長年選挙というのもをしたことはありませんでした。
  でもあの選挙のときに、いわば始めてやったのです。そのときの私の思い
  は、このときの吉本さんが言われることもまったく同じです。私も私以外
  の方にも言っていました。まさしく小泉の言われる側の政党に選挙するよ
  うに私は周りにも言っていたものでした。それにしても、「もっと重要な
  ことがある」とか言って連中が大勢いたものでしたね。選挙の結果は彼ら
  は無残な思いばかりのようでした。

  □□□□□□□□□□□□ 今週の雑読 □□□□□□□□□□□□□
 (周がここ1週間内に読んだ本・雑誌の記録です。これはまず最初に、
 http://shomon.livedoor.biz/archives/cat_641447.html 周の雑読備忘録
 にも掲載しています。

 ■□第402回□■(4月10日から4月20日)

雑誌名 日経パソコン第551号
発行所 日経BP社
定 価 980円
発行日 2008年4月14日
読了日 2008年4月10日

「新製品ハードウェア」に「Skypeを内臓したWi-Fiフォン公衆無線LANも利用
可能」というニュースがあります。「KX-WP800」というパナソニックの製品で
す。秋葉原歩いていても気がつかなかったなあ。と思いましたが、パナソニッ
クのパナセンスだけでの販売ということです。とにかく今度手に取って見たい
ものです。もう今の私は、新しい機器はうまく使えない年齢になってきた感じ
がありまして、いつも不安で自分に自信がありません。だからとにかく、自分
の手で触っていろいろと確かめてみたいのですね。

書 名 田辺聖子珠玉短編集3
著 者 田辺聖子
発行所 角川書店
定 価 1,600円
発行日 1993年5月30日初版発行
読了日 2008年4月18日

 ずうっとこの「短編集3」がなくて、この巻だけが読めていませんでした。
こうしてきょう借りることができました。
 この3巻だけがなかったのが悔しかったものでした。こうして読めて嬉しい
です。以下の短編およびあとがきが収納されています。

ぎっちょんちょん
書き屋一代
へらへら
下町
たすかる関係
加奈子の失敗
種貸さん
もと夫婦
貞女の日記
よかった、あえて
あとがき
解説 池内紀

 そしてやっぱり読んでいきまして、何故か涙ぐんでしまう私がいるのです。

ぎっちょんちょん
 夫の花蝶に亡くなられた花奴は、娘の菊江を相方に漫才をしていこうと考え
る。花奴はもともと、別な相方だった元の妻蝶子から今の位置を引き継いでし
まっていた。花蝶の死は腹上死だったようだ(とは書いてはありません)。
 でもどうやら、娘の菊江ははじめてしまう。彼女の婚約者とは、別れてしま
う。そしてでも、私たちも、その婚約者のことなんか好きにもなれない存在で
しかない書き方である。そして菊江はいい相方と出会う。
 花江が最後にこうなる。

> 花江は思わず笑った。
>「お父さんとおんなしやな。あの子───菊江もとうとう、見つけよった」

 やっぱり、読んでいきますと、どんどんと引き込まれていくのがよく判りま
す。

書き屋一代
 もう読んでいて、どこでも頷いています。

> 客は漫才師を笑うのであって、その作の出来栄えを笑っているのではないの
>だ。

 このところは、まったくその通りだとは思っても、それを書いている書き手
のことには思いを致すことはできないものです。
 でも、そんな世界の絵を見せてくれた気がしています。そら、つらいけれど、
こんな世界でもせいいっぱい生きているんでしょうね。

へらへら
 自分の夫が蒸発する。だが、それがよりによって、アパートの向かいの部屋
の奥さんとなのです。その旦那が真相を知って、でも、「阿呆、男のくせに泣
くな、と一喝したい心持」になります。
 ここに書いてあるような心境になっていくものなのでしょうか。こんなこと
があるのでしょうかね。でも、こういう心境になる気持が判るように思いまし
た。

下町
 別れた夫と、どうしても会っていると、いろいろと不満もあるのだが、それ
でも会うほうがいろいろといい思いになってくる。それにまだ小さい娘には、
別れた夫でも、それは父親なのだ。

 もう読んでいくと、どんどんと中身に吸い込まれるようです。私は今けっこ
う手紙を書いているのですが、その手紙に、この小説の感想を書いてしまいそ
うな思いなのです。

たすかる関係
 しかし、こんな関係があるんだろうか。いや、実はいくつか聞いていること
なのです。しかし、当然私にはその割り当てはありません。私はもうこれでい
いと、とっくの昔に思い込んでいますがね。

加奈子の失敗
 この加奈子の感じ方というのは、男の私には実際に判らないなあ、という思
いなのです。最後に「加奈子は失敗の原因を絶望的にさがしていた」で終わっ
ています。なんだか、哀しいけれど、どうしても判らないのです。

種貸さん
 大阪の感じは、どうしても判らないなあという思いです。「キタ」、「ミナ
ミ」の街の違いは理解しているつもりですが、尼崎とか難波とか天王寺も判ら
ない思いです。
 そしてやはり、最後がどうにも判らないのです。お話としては面白いのです
が、こんなことがあるのかよ、と思ってしまうのですね。

もと夫婦
 ホントウに、この「僕」の友人が、「お前、阿呆(あほ)とちゃうか」とい
うのがわかります。阿呆(あほう)じゃなくて、アホなんですね。でも今もま
た読み返してしまいました。いややっぱり田辺聖子は面白いです。いや、でも
でもやっぱり読み返してしまうものです。

貞女の日記
 しかし、この夫婦を考えても、いわばこれは戦中派の人たちだなあ、と思っ
てしまうのです。いわゆる「戦中派」というのは、いつをさすのかは正確には
判らないのですが、でも、そう思ってしまいました。
 この夫のよく唄う「出征兵士を送る歌」は、実は私もよく唄う歌なのです。
でもこの歌は、莫大に延々と歌詞があります。私は4番までしか歌えません。
そのあとは歌詞を見ながらでないと無理なのです。それがいつも悔しいな。

よかった、あえて
 こんな結婚式があるのだろうか。もう頭が痛くなります。『「男らしい」女』
と思われたい女っているよなあ。

あとがき
 でもやはり、大阪行って、湊川新開地を歩いてみたく思いました。でも私は
その飲み屋に入れるのかなあ。

>大阪弁というのは、目でよむよりも、断然、耳できくほうが面白いので……。

 その通りです。

解説 池内紀
 いつも思うのですが、この池内さんの書いていることもいいです。いつも感
心して読んできました。

 ああ、やっぱり今後も田辺聖子を読んでいきます。

雑誌名 週刊アスキー通巻684号
発行所 アスキー
定 価 330円
発行日 平成20年4月29日
読了日 2008年4月15日

「無料ソフトの殿堂」に、

  http://crystalmark.info/  Crystal Dew World

の紹介があります。でも、もう調べている時間がないのです。なんで、こうた
くさんのことがあるのでしょうか。(2008.04.18)

 とはいえ、悔しいから、今さきほどダウンロードして入れてみました。あ、
これはいいです。それでしかも外付けのHDに入れました。これからしばら
く見てみます。他の人のPCとの比較ができます。(2008.04.19)

 □□□□□□□□□□□  周の漢詩塾  □□□□□□□□□□□□
 (周は中学生の頃より、漢詩が好きでした。ただ漢文の授業というのはほと
 んどないという学生時代をおくりました。だから、自分で独自に学んできた
 ものです。また長年詩吟をやってきましたから、それでも漢詩には親たしん
 できました。その漢詩をここのUPしてまいります。このメルマガで発信し
 たあと、「http://shomon.net/kansi/ 周の漢詩塾」の各ページにUPして
 まいります)

  ■□第125回□■ 周の漢詩入門「陶淵明『飲酒 其九』」

 陶淵明の「飲酒」の九番目の詩です。
 けっこう、この詩を解読するのは、私には大変な思いでした。陶淵明がただ
酒を飲んでいるだけのことじゃないんだな、ということをしみじみ感じたもの
でした。

   飮酒 其九  陶淵明
  清晨聞叩門 清晨(註1) 門を 叩(たた)くを聞き、
  倒裳往自開 裳(しゃう)を 倒(さかしま)にして 往きて自ら開く。
  問子爲誰歟 子(し)に問ふ 誰為(た)る歟(か)、
  田父有好懷 田父(註2) 好懐(註3)有り。
  壺漿遠見候 壷漿(註4)もて 遠く見候(註5)す、
  疑我與時乖 我を疑ふに 時与(と)乖(たが)ふを。
  襤縷茅簷下 襤縷(註6) 茅簷(註7)の下、
  未足爲高栖 未だ 高栖(註8)と為すに 足(た)らじ。
  一世皆尚同 一世 皆な同じきを尚(たふと)ぶ、
  願君汨其泥 願はくは君 其の泥を汨(にご)せ。
  深感父老言 深く 父老の言に感ずるも、
  稟氣寡所諧 稟氣(註9) 諧(かな)ふ所寡(すくな)し。
  紆轡誠可學 紆轡(註10)は 誠に学ぶ 可(べ)きも、
  違己拒非迷 己に違(たが)ふは 拒(註11)ぞ迷ひに非らざらんや。
  且共歡此飮 且(しば)し共に 此の飲を歓(たのし)め、
  吾駕不可回 吾が駕(註12)は 回(かへ)す 可(べ)からず。

  (註1)清晨(せいしん) さわやかな朝
  (註2)田父(でんぷ) 年老いた農夫
  (註3)好懐(こうかい) 好感を持つ
  (註4)壺漿(こしゃう) 酒徳利に入ったどぶろく
  (註5)見候(けんこう) 訪問する
  (註6)襤縷(らんぬ) ボロの着物
  (註7)茅簷(ばうえん) 粗末な家
  (註8)高栖(かうせい) お住まい
  (註9)稟氣(ひんき) 生まれつきの性質
  (註10)紆轡(うひ) 手綱を巡らす。向きを変えることをいう
  (註11)拒 この字は言へんに巨 (なんぞ)
  (註12)駕(が) 乗り物、馬が引く車

  朝早くから門を叩く音が聞こえるので
  急いで服を慌てて着て、自分で門を開けに行った。
  あなたにおたずねしますが、どちらさまですか、
  農家の方は、好感をお持ちです。
  酒徳利に入れたどぶろく持って、遠くから来てこられた、
  私が時流に合っていないことを疑っていられる。
  「ボロを着て、ボロの家で、
  お住まいとするにはまだまだ充分なところではありません。
  世を挙げて、みな同じくともに推移することが大切です。
  どうか、(昔漁父の言ったように、世人が濁ればそれに合わせて)泥をか
  き揚げて濁らせてください。」
  長老の言葉には、深く感じ込むところがあるが、
  私は生まれつき、他の人と調和することが下手である。
  向きを変えることはたしかに学ぶことではあるが
  己の信念を違えることは、どうして迷いでないといえようか。
  いましばし、ともに酒を飲んで楽しく過ごそう、
  わたしが乗った車は、もうあともどりはできないのだ。

 思えば、この詩で始めて私は陶淵明の思いが判ったような、彼の人生が判っ
たような気持になることができました。
 思えば、高校一年のときに、「飲酒 其五」で始めて陶淵明の詩に触れまし
て、それから44年の月日が流れて、やっと陶淵明の思うところが、少しは判っ
た気がしています。年を経ることは無駄なことばかりではないのだということ
を感じています。
 思えば、屈原が汨羅に身を投げたことを、結果としてこの陶淵明は否定して
いなかったのだなという思いがしました。そしてまた「青年日本の歌」も私の
耳には甦ってきました。
 ………いやいや、これは私の思いがいいすぎてしまったことなのです。

  □□□□□□□□□□□□  周の初孫  □□□□□□□□□□□□
 (周は娘が二人です。2007年1月3日長女おはぎに男の子が生まれまし
 た。初孫の誕生です。もう私は嬉しくてたまりません。「ああ、私の父も同
 じだったんだなあ」とつくづく思ったものです。)

 ■□第44回□■ 「ポコ汰、いんげんをくれる」

 昨日の夜、私は長女の家へ行きました。長女がある忘れ物をしたからです。
ちょうどみんなで夕食を食べていたところでした。ポコ汰は私の顔を見ると
笑顔になります。ポコ汰は、食卓のお椅子に身体がひもでしばられています。
こういう特別のひもがあるようなのです。購入したものだと言っていました。
 ポコ汰はいっぱい食べて、もうあとはさらの上にはいんげんがたくさん残っ
ていました。私は「美味しそうだねえ」なんてそばへ寄ると、ポコ汰は口の
中にあるいんげんを、手でとって私にくれます。だから私は喜んで口を受け
て食べます。
 私は喜んで、「あ、美味しい、美味しい」なんていうと、さらに光汰朗は
お口を開けて他のいんげんも私の口に入れようとします。あ、そこでママが
いいます。「こうちゃん、自分で食べなきゃだめでしょう」。あ、私はやっ
と理解します。ポコ汰は、他のものはみんな食べたのですが、苦手な野菜の
いんげんだけは残っていたのです。そこへ阿呆なじいじがきたから、口に入
れちゃえとばかりの行動なのです。そのお口の中には、まだ噛み込まないい
んげんがいくつもありました。
 ああ、こういうのにのってつき合ってはいけないのだなあ。どしても自分
にお好きなものばかり食べてしまいがちです。ちゃんと苦手な野菜も食べさ
せましょう。じいじもちゃんと協力すべきです。

  ★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 編集後記 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 第402号をお届けします。456通の配信です。
 たつた今ポコ汰の家族3人が来てくれました。もうとっても嬉しいです。早
く、外へ連れて歩きたいものです。
 第403号は4月28日の発刊予定です。

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更新日:2008年05月05日