TOP MENU 隆明鈔 隆明詩 マガジン 隆明年譜 隆明講演 書評(隆明) 隆明全著作 隆明ワールド 情況への発言 環境フォーラム
NEW 赤ふん 掲示板 隆明話 コンサル 漢詩入門 追悼私記 書評(環境) 隆明論集成 隆明リンク集 長谷川慶太郎 健康フォーラム
HELP 日の丸 漢詩塾 日立跡 ガラクタ 書評(SF) 経営相談 書評(漫画) 掲示板LOG 隆明いろいろ イベントオフ会 メニューと料金
三曹 犬の話 政経塾 刑訴法 HP作成 書評(PC) パソコン塾 書評(教育) 映画演劇館 あげあしとり 文学哲学歴史 ニュースきくち
歌集 恋の話 映画館 渡哲也 教育の森 家族教育 推薦番外 書評(文哲) 文教父母会 PC関連機器 夢の中の日常 書評(塩野七生)
中国 酒の話 演劇館 漫画話 プロレス 色眼鏡と 他掲示板 書評(政経) 金丸は何故 プロジェクト猪 ソフトシステム 書評(島田荘司)
故郷 栖山流 文哲館 映画話 いろいろ 惨苦身会 負犬遠吠 書評(魯迅) 雑読備忘録 友だち・知人 堀雅裕君追悼 書評(飯嶋和一)
女優 浦和会 酒飲話 漢詩話 逆リンク 酒備忘録 発言LOG リンクフリー 業界用語集 書評(作家別) 書評(さくらももこ) 書評(藤沢周平)
学生 鶴丸会 推薦店 お便り 周の職歴 世迷い言 反推薦本 概要データ 石原都知事 自作パソコン サイトポリシー 書評(島尾敏雄)
詩歌 神田会 漫画館 English 周の仕事 日共粉砕 アンケート ページ紹介 クライアント プロフィール 安田不当起訴 書評(プロレス)
Chat ブログ 検索窓 ショップ リンクス 本備忘録 ガラクタ箱 アルベルゴ サイトマップ ニュース将門 アクセス解析 パソコン相談室
エプソンダイレクト株式会社
MARS FLAG





Infoseek


































goo
























Google

www検索 将門Web内検索













[Yahoo!ページャー]





現在の位置|TOPMENUマガジン将門マガジン将門バックナンバー
→第410号

サイト内

     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□     
□□□□□□  マガジン将門 第410号   2008.06.16 □□□□□□
□□□□□□ 毎月曜日発刊 発行数452 発行人萩原周二 □□□□□□
     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□     

 第410号をお送りします。
 現在は6月15日午前中です。この号を予約配信します。実際には16日午
前0時台に配信されます。

 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
               目  次                
 §今週のコンサル 第407回 「モアレなんか起きないよ」      
 §更新情報 第410回                       
 §周の家族・教育の話 第319回 「Kコさんからのコメント」    
 §何か書くぞ 第410回 「岩戸佐智夫『第11回著作権という魔物』」
 §吉本隆明鈔集 第310回 「時期としては静かで、平穏でいいけれど、
 §      大変な時期にさしかかったなというのが僕の情況的な実感」
 §今週の雑読 第410回 全2冊紹介                
 §周の漢詩塾 第133回 周の漢詩入門 「「曹操『蒿里行』」    
 §周の介護について 第54回 「わが家のおかあさん2008.05.22周の心」
 §編集後記                             
 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 ===============================================================
     <<北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を祈って……>>

 R-NETでは、「北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じて」への意思表示
が簡単に出来るように、ブルーリボン運動を展開していきます。
 私達は、「リボンは核兵器よりも強し」と言う理念のもと、この運動を通し
て日本国民が一丸になっての意思表示、ムーブメントを起こして行きたいと思っ
ています。北朝鮮の金正日総書記や日本政府、そして報道機関や国外に対して
の私達の願いや怒り、救出へのアピールができれば良いと思います。拉致被害
者と御家族が苦しまれている25年間は、私達の無関心が作った悲劇なのです。
皆さんには、この運動をお友達や近くの仲間の方々に広く紹介して頂だいて、
拉致被害者の方々の生存と救出を多くの方々と一緒になって願って行ければ良
いと思っています。
 この「ブルーリボン」とは、近くて遠い国である北朝鮮と、祖国日本を隔て
る、「日本海の青」をイメージしています。拉致被害者の方々と、その御家族
を唯一結んでいる同じ空である、「青い空」をイメージしています。
 ぜひ、この運動をお友達や近くの仲間の方々に広く紹介して頂だいて、拉致
被害者の方々の生存と救出を多くの方々と一緒になって願って行ければ良いと
思っています。以下のサイトで、ブルーリボンのバナーを手に入れて、たくさ
んのホームページに置いてください。

   http://www.rnet.gr.jp/  R-NET

 日本中いや世界中の多くのホームページに、このブルーリボンが置かれて、
私たちの多くの胸にもそれが付けられているようになれば、きっといい結果が
産み出されるはずです。
 またぜひ、このことを多くの方に広報してください。メルマガを出されてい
る方は、ここをコピーされて使っていただいてもOKです。
 ===============================================================

  □□□□□□□□□□□ 今週のコンサル □□□□□□□□□□□
 (周は経営コンサルタントです。いくつものクライントでさまざまなことを
 やっていますが、このマガジン発行日以前の1週間内にそこでお話した内容
 をここで語ります。これはhttp://shomon.net/consul/に収録いたします)

 ■□第407回□■ 「モアレなんか起きないよ」

   http://shomon.livedoor.biz/archives/51402641.html
        チョコレート専門店「ショコラティエイナムラショウゾウ」

で、私は以下のように書いていました。

>印刷物は、どうしても網点になっていますから、目で見るぶんにはいいのです
>が、これをスキャンすると、モアレがおきてしまうのです。

 あ、「私は馬鹿だなあ」と気がつきました。印刷物を写真で撮りまして、そ
れを印刷しますと、「モアレ」という現象が起きていまします。だからやって
はいけないことです。でも印刷しているわけじゃないから、そんなことが起き
るわけがありません。
 でも本もののロゴやマークの清刷りから、起こしているわけじゃないから、
あんまり綺麗だというわけではありません。本もののマークを見ると、とても
綺麗ですよ。
 なんだか、私はとろいよなあ。            (2008.04.29)

 □□□□□□□□□□□□ 更新情報 □□□□□□□□□□□□□
  (このメルマガ配信の日の前7日間の将門Webの更新情報です。このメ
  ルマガに掲載したものを将門Webに収納するものについては、ここに書
  きません。それ以外のものをここに載せます)

 ■□第409回□■

   次のページに文章をUPしました。

   http://shomon.livedoor.biz/archives/cat_641447.html
                            周の雑読備忘録
   http://shomon.livedoor.biz/archives/cat_794516.html
                     周の吉本隆明鈔集(ブログ版)
   http://shomon.livedoor.biz/archives/cat_1325157.html
                        周の漢詩塾(ブログ篇)

 先週も全日すべて

 http://shomon.livedoor.biz/  ブログ将門

を更新・UPしました。
 現在の将門Webのページ数は全部で1,577ページになりました。
 それからブログ将門は、投稿件数5,232で「使用容量:135MB/2.10GB」
になりました。
                       
  □□□□□□□□□□ 周の家族・教育の話 □□□□□□□□□□
 (周は家族4人です。また本当は教員になりたいと思っていました。でも時
 の流れの中で、今の姿になってしまいました。ただ、どうしてか二人の娘は
 教員になりました。私のいろいろな思いや出来事をここで書いてまいります。
 1週間以内に以下にもUPしていきます。
     http://shomon.net/kyoiku/kazoku.htm
  愉しい話になっていけたらいいなと思っています)

 ■□第319回□■ 「Kコさんからのコメント」

   http://shomon.livedoor.biz/archives/51336326.html
                     わが家のおかあさん2008.02.23

にKコさんという方から、以下のコメントをいただきました。

  ********************************
2. Posted by Kコ    2008年02月23日 21:25
周さん、初めまして。Kコと申します。
周さんのブログ、時間を見つけては、遊びにきています。
特に、家族に関する記事は、楽しく読ませていただいております。
先日、同居していた義母が亡くなりました。
2年前に、手術手遅れな肺ガンが分かってから、一緒に住んできました。
生きている間に、孫の顔を見せたいと思っていたところ、タイミング良く妊娠・
出産し、息子が1歳3ヶ月になるまで、その成長を見せてあげることができま
した。
歩くようになった息子を、病室のベッドからうれしそうに見ている義母の笑顔
が、今も鮮明に思い出されます。
ポコ汰ちゃんも、歩くようになったんですね。おめでとうございます。これか
らの成長も楽しみですね。
わたしたちも、天国で見ていてくれる義母とともに、息子の成長を楽しみにし
ていきたいと思います。
  ********************************

 Kコさん、はじめまして。丁寧にコメントをありがとうございます。ちょう
どコメントいただいた時間は、私はもう2軒目で飲んでいた頃です。
 私には、もう義母しか残っていません。私の父も母も義父も亡くなりました。
義母はポコ汰を見ると、いつも笑顔になってくれます。ポコ汰もすぐに笑顔に
なって寄っていきます。ただし、もうポコ汰は重いので、もう抱いたりは絶対
にしないようにしています。
 ポコ汰は歩くのですが、まだ私ははっきりとは見ていないのですね。昨夜も
私が帰ってきたら、おはぎが、「ポコ汰が歩くのを、じいじがまだ見ていない
から」と連れてきたときには、私はもう飲み屋でした。だからまた私は娘には
評判がよくないのです。
 きのうも私は草月黒松を自転車で東十条まで行きまして、たくさん買ってき
たのね。きのうは大変な天気で風が強かったのですが、私はたくさん黒松を買っ
てきたのです。それでそれを持って、長女の家に行きました。
 でもまた長女は、「どうしてパパは○○をしないの? もうママに棄てられ
るよ」と私を脅すのです。もうとにかく、私は孫を私の陣営に引き入れようと
必死です。
 あ、今思いました。ママと長女とどうせ次女も連帯するから、私は孫と、ミ
ツ君と次女の彼のナオキ君と連合を組めばいいんだ。みんな男同士だし。もう
私はとにかく、孫と私は赤ふんをして、それで堂々と温泉に入るのが愉しみな
のです。義理の息子たちは少し軟弱だから、赤ふんはしないでしょうが、私と
孫は男同士で連帯します。
 もう歩いたから、そのうちおしめがとれて、そのときは赤ふんですね。
                           (2008.02.24)

  □□□□□□□□□□□□ 何か書くぞ □□□□□□□□□□□□□
 (周が過去にメモしていた文をまとめたり、ここで初めて書いたりした文章
 です。ここで披露しまして、1週間以内に、将門Webのどこかのページに
 UPいたします。読み応えのある内容を目指します)

 ■□第410回□■「岩戸佐智夫『第11回著作権という魔物』2007.12.25」

 これは、

   http://shomon.livedoor.biz/archives/51261759.html
                         週刊アスキー第667号

に掲載されていました。
 いやしばらく、これを書くのを怠ってしまっていました。たいへんにいろろ
と忙しかったこともありますが、私自身が、これを読んでも、よく把握できな
い思いが常にあり、それがどうしてもこんなことになってしまいました。でも
私も判らないなら、それなりに何かを書いていくべきです。
 今回のサブタイトルは、「著作権の番人『JASRAC』」というものです。
最初に、そのJASRACのネット関係の著作権担当の小島芳夫さんが、「著
作権という魔物………。我々は著作権の魔物ですか………?」とフッと笑った
とあります。著作権を管理しているということは「魔物を管理している」こと
になるのかなあ、という思いが浮かびました。
 まあ、私には「著作権」というと、なんだかいつも判りにくいものですね。
でもこの連載をずっと読んできまして、少しはそれの認識が深まってきたかな
あ、と思っているところです。

 音楽の使用ということに関して、書いてあることで、音楽だけでなくく、
「歌詞の記載も対象となる」ということが書かれています。ただし、この引用
が実に難しいことなわけです。

>「基本的に著作権法上の、引用の条件に当てはまっていればそれは引用ですし、
>……」

ということなわけですが、

>「どこまでを引用というのかは判断が難しい」

ということなのです。

> しかし著作権管理事業が登録制となってから、JASRAC以外に5つの団
>体が生まれている。
> 不満が渦巻いていることの現れだ。自分の作品の権利を自分管理するアーティ
>ストも登場しているのだ。
> 著作権自体だけでなく、その周辺もまた替わらなければならない時期に来て
>いるのではないか……。

 今は、もう大きな替わる時期なのだと思います。ただし、どう替わっていく
かは、まだ誰れにも見えてこないことなわけです。ただこの変化を急速にやっ
ていくことが大事なことだけは確かだと思います。    (2007.12.27)

  □□□□□□□□□□□□ 吉本隆明鈔集 □□□□□□□□□□□□
 (吉本さんの世界を私自身が少しでも理解しやすいように書いてきたのが、
    http://shomon.net/ryumei/rmoku.htm 吉本隆明鈔集(隆明鈔)
 です。ここでひきつづきUPしてまいります)

 ■□第310回□■ 「時期としては静かで、平穏でいいけれど、大変な時
            期にさしかかったなというのが僕の情況的な実感」

 本音と建前が激突し始めて、至るところで混乱を巻き起こしていますから、
あまりいい傾向じゃないと思いますけれど、時代はそうなっています。はっき
りした自己意識を持っている人は別だけど、持っていなければグループの問題
になりますから、三人以上のグループだったら、よくよくそういう問題を考え
る時期に来ていると思います。もっと若い人は、ひとりでできているところも
ありますね。ほかのことは全然だめで、政府の言うとおりになっていて、ちっ
ともよくないじゃないかと思うけど、善悪を倫理問題と別にしている。それは
非常にいいところじゃないかと思います。だから時期としては静かで、平穏で
いいけれど、大変な時期にさしかかったなというのが僕の情況的な実感ですね。
(「よせやぃ。」『時代の自意識について───第五回座談会』)

   今の時代がこういう時期だということを、実によく感じています。平穏
  でいいのですが、でも心の中では、いつでもイライラすることが高まって
  いる感じです。このままではもうどうにもならない、だからあんとしても
  この時期をなんとかしなくてはいけないと常に思っているところです。

  □□□□□□□□□□□□ 今週の雑読 □□□□□□□□□□□□□
 (周がここ1週間内に読んだ本・雑誌の記録です。これはまず最初に、
 http://shomon.livedoor.biz/archives/cat_641447.html 周の雑読備忘録
 にも掲載しています。

 ■□第410回□■(6月9日から6月15日)

書 名 木蓮の詩(むくげのうた)
著 者 柴木亮
発行日 2006年12月
読了日 2008年6月11日

 40字詰18行で545ページの大作です。私は10日の午後王子駅の電車
で読み始めて、この日は140ページまで読みまして、次の日パソコンの前で
パソコンを打ちながら読み始めて、夢中で読み続け、午後2時で読み終わりま
した。
 1994年9月に話が開始され、2003年4月5日がエピローグで終わっ
ています。
 タカシ、ミツル、トモコの3人のそれぞれの恋人、両親兄弟も出てきます。
そして時間的には、戦前、戦中、戦後の話も出てきます。そして、現実に起き
てきた事件もたくさんそのシーンが出てきます。阪神淡路大震災、地下鉄サリ
ン事件、ニューヨークの世界貿易センタービルの事件も出てきて、まさしく私
も映像等々で見聞してきた事件なわけです。そして従軍慰安婦問題も、大きな
こととして出てきます。それに自閉症児のこと、日本の大学に進学している韓
国籍の人たちとも会話もたくさん出てきます。思えば、これらのことは私たち
も、いわば日常的に会話にも出てきていることであるわけです。
 そして舞台は、千葉県柏市なのです。上の3人は柏市の職員であるわけです。
私は長く柏市の隣の我孫子市に住んでいたわけですし、トモコの実家のあるの
は、我孫子市白山ということですから、ここは私の娘たちの行きました小学校・
中学校があったところなのです。
 ここでタカシが恋人となるヨンジャと知り合うことになる麗華大学は現実に
は麗澤大学のことでしょう。私もこの大学には行ったことがあります。すぐに
この大学の光景を目に浮かべてしまいました。また柏レイソル(小説の中では、
違うチーム名だが)の試合、その試合後の飲み屋でのシーンも、私ももちろん
味わったことのあることです。

 私はこの小説のいくつものシーンで涙を浮かべていました。ほとんどが、私
のこの部屋だけでのことでしたから、助かりました。ちょっと電車の中では困っ
たことになってしまったことだと思います。
 でもこの本はできるだけたくさんの人に読んでほしい思いが私には一番のこ
とです。この現在の日本は、現在の私たちはこれだけたくさんのことを抱えて
いるんだなあということを強く感じました。このことが私には一番大きく感じ
たことです。よくこれだけのことを書いてくれたという思いです。
 誰でもたくさんのことを抱えています。そして現実に生きる世界もまたたく
さんのことを抱えています。でもまさしく私たちは、そのたくさんのことを抱
えている世界の中で、現実に生きているわけなのです。

 私はこの本を読んで、

   http://shomon.net/books/books15.htm#hyodo 兵頭正俊『死間山』

を思い出していました。書かれている題材も違いますし、起きている事件もか
なり違います。でも私には、同じく若者が出会ってしまう、その時代の不条理
みたいなものを感じていたものでした。

 できたら、この本が実際に市販されて、多くの方に読まれることを私は切望
します。                      (2008.06.13)

 でもこの作者は、どんな方なのかなあ。インターネットで「柴木亮 木蓮の
詩」のどちらで検索しても出てこないのですね。いえ、もちろん今は私のこの
サイトが出てきますが。
 できたら、この小説が普通の本として本屋に並んでいることを私のこの目で
見てみたい思いです。
 でも小説としては長すぎるのかなあ。もちろん、もっと長い小説は、いくら
でもたくさんあるわけですが、こうした無名の方の小説としては、長編すぎる
のでしょうか。
 私はパトリシア・コーンウェルの数々の小説も、ハリー・ポッターの小説も、
近年の作品は前の作品にくらべて約2倍の長編なのですが、いつも冗長さを感
じています。あれは、半分の長さにできないのかなあ。そうすれば面白く読ん
でいけるような気がするのです。
 ただし、この『木蓮の詩』はそういうことを感じられません。この長編のま
までないと私には困ってしまうように思われます。
 いや、できたら、さらにこの物語は、この先の話もつくれるのではないか、
なんて思っています。このあとの時代の話というのではなく、タカシの母親の
カヨコのことも、もっと何かを抱えているような気がするのです。そうでない
と、なぜタカシがヨンジャと結婚することに同意できないのかということも、
実はその訳があるように思うのです。
 いや、思えば、もっと大きな連作の世界が拡げられるように思うのです。そ
のような連作をもっと拡大して、さらにこの小説を書き続けてほしいと思いま
した。                        (2008.06.14)

書 名 私のなかのチェーホフ
著 者 リジヤ・アヴィーロフ
訳 者 尾家順子
発行所 群像社
発行日 2005年2月25日初版第1刷発行
読了日 2008年6月15日

 私が以下に書きましたのですが、

   http://shomon.livedoor.biz/archives/51414172.html
                         チェーホフと女性たち

>リジア・アレクセーエヴナ・アヴィーロワ(1864〜1943)
> このリジアは、チェーホフよりも4歳年下の女流作家のアヴィーロフです。
>彼女には、回想録「わが生涯のチェーホフ」を記しています。これは二つの出
>版社から翻訳されています。
>
> 「私のなかのチェーホフ」(尾家順子訳 群像社)
> 「チェーホフとの恋」(小野俊一訳 未知谷)
>
> 早速読んでみないとなりませんね。

 実際には少し手に入れて読むまでに時間がかかりました。なおかつ、すべて
電車の中だけで読んでいまして、きょう6月15日だけ、最後の「訳者のあと
がきにかえて」を読んだものでした。

目次
 作品集より
不慣れ
忘れられた手紙
権力
『かもめ』の初演によせて
チェーホフからの手紙
私のなかのチェーホフ
リジヤ・エヴィーロフのことなど───訳者あとがきにかえて───

 しかし、私はいくつかのページでいつも涙が出てくる思いで、少し困ってい
ました。
 このリジヤが、私が以下で

   http://shomon.livedoor.biz/archives/51250486.html
               周の雑読備忘録「チェーホフ『たわむれ』」

次のように書いた少女なのでしょうか。

>おそらくチェーホフは、こんな乙女ナージェンカをからかう気持ちもありなが
>ら、それでも彼女のことがたまらなく好きになってしまったのが、私たちのチェー
>ホフなのです。

 思えば、私には到底判り得ないことです。
 彼女は、チェーホフとの恋をしていたと思いたかったのだと私は思いますが、
現実には恋までには至ってはなかったのではないかな、と私は、この彼女の書
いたものを読んで感じていました。
 でもいくつかのページで私は本を閉じないと、私の涙が人の目の前で羞しい
な、というところはいくつかあったものでした。

 □□□□□□□□□□□  周の漢詩塾  □□□□□□□□□□□□
 (周は中学生の頃より、漢詩が好きでした。ただ漢文の授業というのはほと
 んどないという学生時代をおくりました。だから、自分で独自に学んできた
 ものです。また長年詩吟をやってきましたから、それでも漢詩には親たしん
 できました。その漢詩をここのUPしてまいります。このメルマガで発信し
 たあと、「http://shomon.net/kansi/ 周の漢詩塾」の各ページにUPして
 まいります)

  ■□第133回□■ 周の漢詩入門「曹操『蒿里行』」

「三国志」の世界では、私は昔からいつも曹操が好きでした。とくに私は彼の
作った詩が好きでした。
 その三国志の世界の中で、董卓が後漢王朝を簒奪し、袁紹を盟主とする蹶起
軍が起き、董卓が洛陽を捨て、函谷関の西の咸陽に去り、蹶起軍がそれを追う
様があります。これが一番この三国志の世界で悲惨な惨状を見せてくれていま
す。
 このときのことは曹操は他でも表現していたと思いますが、この詩もそのこ
とを顕しています。董卓軍もひどいものですが、袁紹を盟主とする蹶起軍もひ
どいものです。
 咸陽まで無理やり追い立てられる民衆の泣き声が今も聞こえる気がします。
その中にあって曹操だけは、その民衆の声を聞いて、この中華をまとめようと
します。そうした英雄でした。
 そのときの状態を書いた曹操の詩です。

   蒿里行(註1)  曹操
  關東有義士 関東(註2)に 義士(註3)有り、
  興兵討群凶 兵を興して 群凶を討つ。
  初期會盟津 初め 盟津に会するを期すも、
  乃心在咸陽 乃(すなわ)ち心は 咸陽に在り。
  軍合力不齊 軍合わさるも 力斉(そろ)はず、
  躊躇而雁行 躊躇して 雁行す。
  勢利使人爭 勢利 人をして争はしめ、
  嗣還自相ソコ嗣還(註4) 自ら相そこなう。
  淮南弟稱號 淮南 弟称号し、
  刻璽於北方 璽(じ)を 北方に置いて刻む。
  鎧甲生キ虱 鎧甲(がいこう)に キ虱(きしつ)を生じ、
  萬姓以死亡 万姓 以て死亡す。。
  白骨露於野 白骨 野に露(さら)し、
  千里無鷄鳴 千里 鶏鳴無し。
  生民百遺一 生民 百に一を遺す、
  念之斷人腸 之を念(おも)へば 人の腸を断たしむ。

  (註1)蒿里行(こうりこう) 士大夫や平民の葬送の際の歌。
  (註2)関東 函谷関の東。
  (註3)義士 義軍の軍勢。後漢王朝を簒奪した董卓征伐の義軍。盟主は
         袁紹。
  (註4)嗣還(しせん) その後まもなく。

  関東で、蹶起軍がおこり、
  兵を起こして、凶暴な勢力を討った。
  最初は、盟津で合流することを期したが、
  その心は、咸陽を討つことにある。
  軍勢は連合したが、足並みが揃わない、
  少しずつずれて、斜めになって遅れてしまっている。
  勢力と利益は、人を争わせてしまっていて、
  その後まもなく、自分たちで互いに争い始めた。
  淮南にいる従弟・袁術が皇帝を称し、
  北の方(冀州)では、袁紹が皇帝の玉璽を彫っている。
  兵士の鎧には虱がわき、
  多くの人民は、災禍に遭遇し、死亡している。
  白骨を野にさらし、
  遥か遠くまで、人の生活の痕跡がない。
  生き残った民は、百に一つであり、
  このことを思えば、断腸の思いにさせられる。

 この思いから、曹操は決起し戦い続けるのです。曹操は実に真面目な英雄で
す。当時中国は未曽有の大変に危機的な時代でした。中国の歴史始まっていら
い、初めて人口が減少してしまうという悲しい時代でもありました。でも曹操
は、その中でも雄々しく闘い続けるのです。

 以下のページにいくつも、曹操、曹丕、曹植の詩をあげています。

  http://shomon.net/kansi/sansou.htm 周の三曹の詩

 ぜひ、この三人の詩人たちの詩を読んでみてください。私の大好きな3人の
詩人です。

  □□□□□□□□□□ 周の介護について □□□□□□□□□□□
 (周の母親は、89歳で亡くなりました。義母は現在83歳です。この義母
 に関して、私たち夫婦やその他の家族がたった今、そして今後やってまいり
 ますことをここに書いてまいります)

 ■□第54回□■ 「わが家のおかあさん2008.05.22周の心」

 きょうは、私が義母をデイサービスに送る日で、私が義母と家で待っていま
す。もうそろそろ、義母にそのこと(お迎えの電話があるから、用意しましょ
うね)を伝えようと(もちろん朝から何度もこのことは、「○○時くらいになっ
たら」と伝えてはいます)、義母の部屋を開けると、そこには居ません。あれ、
これは大変です。でも私の部屋の横を通るのですが、音が聞こえないことが多
いのです。義母はこのごろ足は達者なので、外へ出てしまうことがあるのです。
あわてて外へ出ようとしたときに、電話がなり、長女おはぎからです。「おば
あちゃんが1階でうろうろしていて…………」ということで、7階のこの部屋
まで連れてきてくれます。
 デイサービスから電話があって、ちゃんと私が連れ出しますと、管理人さん
が声をかけてくれました。義母が路をうろうろ歩き出すので、心配して声をか
けたら、偶然うちの娘がポコ汰と一緒に現れたのです。
 義母はけっして遠くへはいかないのですが、こうして一人で外へ出てしまう
と大変なことです。私の母も、足が丈夫で、けっこう勝手に外を歩いてしまい、
いつも義姉がそのあとを追いかけていたものです。
 これは私がいけないのです。この部屋に入ってパソコンを打っていると、他
のことが見えなく、聞こえなくなってしまうことがあります。
 ちゃんと反省して、これからはきちんとやり抜きます。 (2008.05.22)

  ★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 編集後記 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 第410号をお届けします。452通の配信です。
 第408号、第409号でも書きましたが、「http://melten.com/ メルマ
ガ天国」で、このメルマガを購読されている方は、7月31日で、そのサービ
スが終了しますので、他のメルマガ購読サービスに移行されてください。なお
私は、みなさまの直接のアドレスは知りませんので、直接はメールできません。
よろしくお願い申し上げます
 第411号は6月23日の発刊予定です。

  □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

■◇日本唯一の予算提示型温泉予約システム【予約宿名人】
    全国約5000の宿泊施設よりお好みのお宿様をお選び
    その宿にあなたの宿泊希望価格をご提示下さい
      予算提示で得々予約を勝取りましょう
    現金・湯の花プレゼントの予約宿名人DCカード登場
      http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=OJE72+DD29KI+F0A+62ENN

  □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 当マガジンのすべての文章、記事等のコンテンツの著作権は萩原周二にあり
ます。これらの情報は、著作権法上認められた「引用」の場合を除き、全部あ
るいは一部を問わず、無断で転載、複写、販売することはできません。
   Copyright(C)2006 萩原周二 ALL Rights Reserved

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 当「マガジン将門」は、以下のメルマガ配信サービスを利用して発行してい
ます。

   http://www.melma.com/  melma!
   http://www.mag2.com/  まぐまぐ
   http://kapu.cplaza.ne.jp/  カプライト
   http://www.emaga.com/  E-Magazine
   http://www.marine.ne.jp/  MARINE NAVI

 上記URLで、メ−ルマガジンの登録、解除ができます。
 ご意見、ご質問、ご要望等がございましたら、「周の掲示板」に書き込みを
お願いします。メールでもけっこうです。

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
     将門Web            ブログ将門
  http://shomon.net/       http://shomon.livedoor.biz/
    マガジン将門申込ページ     マガジン将門バックナンバー
  http://shomon.net/osirase.htm   http://shomon.net/maga/
     将門のnewsing          ポッドキャスト将門
  http://newsing.jp/user/shomon/ http://www.voiceblog.jp/shomon/
            E-mail shomon@yahoo.co.jp
 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


将門Webマガジンのバナーです 将門Webマガジンのバナーです 
「マガジン将門」のバナーです

【DVD・VIDEO】TSUTAYA online





「お気に入り」に登録してください(IE4.0以上。ネットスケープではできません)。









掲示板に書き込みしてください

周のアドレスにメールします
メールはこちらへ

TOPページへ戻る

更新日:2008年06月23日