現在の位置|TOP→MENU→周の友だち・知人→惨苦身会
はじめに 私の家族は父親の勤めの関係で、日本中を引っ越しして歩きました。兄も弟 もそれこそ転校ばかりしていました。ただ、兄弟によってそれぞれ転校の数が 違うわけです。例えば、中学でいいますと、兄は、秋田と札幌と名古屋の3校、 弟は鹿児島と横浜の2校で、私だけは3年間鹿児島の中学にいられました。だ が中学の3年の3学期の3月に横浜へ転勤ということで、でももう間に合わな いものですから、私は一人で鹿児島に下宿して、鶴丸高校へ入学しました。 そこで私は自由きままに高校生活を愉しんでいたわけですが、父母はなんと か横浜へ来てほしいわけです。ただし、なにしろ団塊の世代ですから、生徒の 数はどこの高校でも多すぎるわけで、編入試験をしてくれる公立高校はほとん どありません。 ちょうど、横浜の県立希望ヶ丘高校と市立の横浜東高校が、編入試験がある といいます。私はもう横浜へなんか来たくはなかったのですが、とにかく編入 試験を受けろというので、仕方なく横浜へきました。まずは横浜東高校の編入 試験があります。受験者が7人で、1名しか入れてくれません。ところが、面 接をしてくれた先生が、何故か鶴丸高校の出身者ということで、何故か私と話 がはずみました。 それで、その先生のお蔭なのでしょうが、私のみが合格したといいます。で も、私は行きたくはなく、「まだもう一つ希望ヶ丘というところがあるじゃな いか」というのですが、もう父と母は、「あの先生に悪いから、ここに決める べきだ」といいます(たしかに今思えば、そのとおりでしょうね。あれで、別 な高校をまた受験したら、あの先生の顔を潰していたでしょう)。それで、も う私も面倒になって、転校手続きをすることにしました。 しかし、はっきりいいまして、この高校は実に退屈でした。真面目でおとな しい感じの生徒ばかりの高校だったのです。鶴丸のように、いろいろと目茶苦 茶に変った学生も面白い教員もいません。「まあ、仕方ないよな」ということ で、私はただただこの学校のことはまったく関心がなくなってしまったもので した。 もう授業中は、ただただ本を読んで過ごしました。しかも中学のときのよう に、文学や小説ではなく、もっぱら部厚い歴史関係の全集本や古典の歴史書 (例えば「史記」とか、日本でいえば「甲陽軍艦」とかいうもの)や思想書を かたっぱしから読んでいきました。この高校の授業中に読んだ本がかなり私の 中に蓄積されていったかと思います。なにしろ量だけは莫大に読みました(そ のころ教員だった兄が莫大に本を購入していました)。 それで、やがて埼玉大学に入って、学生運動に邁進しだしたわけで、この高 校のことはまったく忘れはてていました。 でもでも、やがて就職して、私が結婚をしてから、この高校の同級生の一人 が、「この頃、もうクラス会もなくなって寂しい」というのを聞きました。私 はそのときに、なんだか不思儀な思いにとらわれました。「なんでかな。あの 高校での思い出に面白いことなんかないじゃないか」。でも、この私こそが間 違っていたのかもしれません。みんな、とてもいい奴で、あの高校での思い出 を大切にしているのです。 何故か、私はいいました。 誰もクラス会をやらないのなら、俺がやろうか。 これは実は私の罪滅ぼしなのです。かくして、私は勝手に「事務局」と称し て、私のクラス会を組織しだし、すぐにクラス会を開催しました。 私たちは、2年生のときから進路別になりました「文理クラス」というので、 3組でした。3年生になっても同じです。女性は8人しかいないクラスでした。 私がやりだしてからは、もう何度もクラス会を開いています。私はとくに、 女性たちの参加をしつこく追及します。女性たちは日本中に散らばっています が、男だけで飲んでいると、まるでやけで飲んでいるようではないですか。 それで、私たちは2年3組、3年3組だったもので、その卒業時に作成した 文集の題名が「惨苦身」というものでした。それで、私が勝手に、この同窓会 に名前をつけたものです。 さて、また今年もこのクラス会を開きますよ。とにかく、女性だけは確実に 参加してくれるように頑張ります。 (2003.03.10) |
| 96年8月クラス会 2001.09.22クラス会 2003.08.23クラス会 2004.01.24、25河内太市先生お通夜・告別式 河内太市先生のことで 河内太市先生の辞世 河内先生の思いで(神成佳男) |
|
横浜市立東高等学校 |
作詞 勝 承夫 作曲 平井康三郎 1 空は青く 風は清く 日々に希望の 花さきかおる この丘は 平和の砦 この庭は 自治のまほろば 真理を追いて 楽しく進む 東高校 われらが母校 2 光あふれ たぎる力 永久に理想の わきたつ泉 仰ぎ見よ 紫紺の旗に 呼びかわす 鶴のつばさを 世界に翔ける 夢大らかに 東高校 われらが誇り 3 そびえたちて 映ゆる窓よ つねに変らぬ 心の故郷 美しき 節度を胸に 明日を待つ 若きよろこび 時代を拓く 星座はここに 東高校 栄あるわれら |
更新日:2005年12月03日